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メダカ飼育に必須なアイテム紹介

これからメダカ飼育を始めたいと思っている方に、メダカ飼育のために必須なアイテムをご紹介させて頂こうと思います。

水槽

基本的に水を入れられればどのような容器でも飼育可能ですが、飼育数に対して水量が少なすぎると飼育が難しくなります。

水の劣化も早いですし、酸素が足りなくなる可能性もあるので、出来るだけ大きい容器を使用する事をおススメします。

水槽については種類が沢山あるため、別記事で詳細をまとめています。

エサ

水槽が準備できたら、次はエサが必要です。

私の経験上、メダカ飼育を始めるにあたって最も悩むのがエサです。

稚魚用、成魚用、ブリード用、色揚げ用などが複数社から販売されており、とにかく種類が多いです。

また、裏面に細かい成分が記載されておりますが、それぞれがどう効くのかも分かりづらい事も原因だと思います。

 

結論から言うと市販されているメダカ用のエサであれば基本的に何を与えても問題ありません。

 

ただ、エサを選ぶ上でのポイントを述べると

<浮遊性が高いか>
メダカは口が上向きについているので、底に沈んだエサよりも浮遊しているエサへの食いつきの方が良いです。成魚であれば沈んだエサも上手く食べますが、特に稚魚や若魚は底に沈んだエサをあまり食べないので、すぐにエサが沈んでしまうと腐敗し、水質悪化の原因になります。

<エサのサイズはメダカに合っているか>
メダカは口が大きくないので、稚魚、若魚のうちはエサのサイズが大きすぎる場合があります。稚魚用、成魚用などとエサのサイズが分かれている商品を購入するか、乳鉢などですり潰して細かくしてから与えて下さい。

<繁殖中の個体には高タンパク、高カロリーのエサを与える>
人間でも同じですが、出産(産卵)には多量のエネルギーが必要です。エネルギー不足だと、産卵数が少なかったり(少なくなったり)、そもそも産卵しないという事もあるため、ブリード用、高タンパクなどと記載のあるエサを選びましょう。

上記を考慮して私のおすすめは、メダカの舞シリーズです。

ベビー、ネクスト、ブリード、色揚げ用と使い方や与えるタイミングが明確になっているため使いやすいです。

また、浮遊性も大変高く、水の汚れ軽減にも貢献してくれます。

その他備品

水槽内のゴミやエサの食べ残しを取ったり、病気になったメダカを掬って隔離したり、選別時にメダカを掬ったり、星になってしまったメダカを掬ったりと、飼育時には確実に使用します。

水槽のサイズにもよりますが、大きすぎると扱いにくいです。
選別を行う際にはデカい網で大量に掬うのもありですが、その他の場合は大きいと扱いずらいので、1つだけ買うのであれば大きすぎないものをおすすめします。(個人的には、網の部分が水槽の短い方向の長さの1/3~1/2程度の大きさものが使いやすいと思います)

あと、網の部分が深すぎると掬ったメダカを別の容器に移すときに引っかかって出てきにくいので浅いものの方がおすすめです。

  

スポイト

スポイトは、必須アイテムと言っても過言ではありません。

エサを与えすぎてしまった場合に回収したり、水槽の底に溜まった汚れを掃除したりするのに使います。

新しいメダカを購入した際に、入れる予定の水槽の水を吸って袋に入れる、水合わせにも使用しています。

上記の用途に使うのであれば大きめのスポイトをおすすめします。基本的には大は小を兼ねると思って頂いてかまいません。30mlとか50ml程度のスポイトが良く見るサイズ?ですが、断然50mlをおすすめします。10L以下の水槽しか持っていなければ30mlでも問題ないと思います。

  

私は、産卵床のタマゴは洗浄して別のタッパーに入れて管理しており、孵化が近くなったタマゴだけ、針子、稚魚用水槽に入れるようにしているのですが、その場合は30ml、50mlのスポイトしかないと、産卵の近くなったタマゴだけをピンポイントで吸うのが難しいため、小さめのスポイト(ピペット)も使用しています。

 

産卵床

メダカ飼育の面白さの一つが、繁殖が容易という事です。

自然のままに数を増やすもよし、徹底的に選別した厳選個体から、さらに素晴らしい個体を目指すもよし、品種を掛け合わせて新品種を作り出すもよし。何にしてもメダカ飼育の醍醐味を味わうためには産卵床は準備しておきたい所です。

必要個数の目安としては水槽に対して1~2個です。

多くても問題ないですが、沢山いれても沢山産むわけではないので、必要以上に入れる必要はないです。

GEXの産卵床はかなり人気で、たぶんシェアNo,1ですが、私は経験ではスドーの産卵床の方が卵が取れているのでそちらを主に使用しています。

  

おすすめのスドーの産卵床ですが、サイズが大きめなので、小さい水槽にいれるとかなり場所を取ります。

 

ちなみに産卵床は自作する事も可能で、100均で材料が揃えられます。
もっといえば毛糸を切って入れておくだけでも採卵可能です。

 

必須ではないがあると便利な物

ここからは、メダカ飼育に必須では無いですがあると良いもの(あっても良いもの)をご紹介します。

ソイル

厳密には違いますが、水槽の底に敷く砂利や石のようなものです。

ソイルは土を固めたもので、汚れの吸着、バクテリアの住処、水草への栄養供給などなど利点は多いので、必須ではないですが初心者の方はとりあえず入れておいてもよいでしょう。

ただし、クリアな水質を保ちたい方へはおすすめですが、グリーンウォーターを作りたい人には向いていません。(全くできないわけではないですが、かなり作りにくくなります)

 

あと、ソイルには寿命があるため1年程度を目途にすべてのソイルの交換が必要である事、すべての水を抜かなければ、ソイルの隙間まで詰まった汚れは完全に除去できない事などデメリットもあるため、私は使用していません。(私は水草も入れていないため、メリットが少ないので…)

あと、水槽が増えてくるとかなりの量が必要になるのも理由の一つです。

 

水槽数個程度で、美しく飾りたい方には必須アイテムと言っても過言ではないと思います。

水草

メダカに限らずお魚飼育と言えば水草ですね。

水草を水槽に入れるだけでも華やかさが大幅アップします。

入れる水草や配置の仕方によっては、とてつもなく美しい水槽に仕上げる事もできます。

興味のある方はアクアリムで検索して頂くと、いろいろな水槽レイアウトを見ることができます。
もはや、魚いらなくない?wという美しさの水槽が沢山あります。

また、メダカの水槽に水草を入れるのは、美しさだけでなく水質維持や産卵床、メダカの隠れ家としても有用です。

 

ただし、水草も生き物ですので入れるのであれば最低限の手入れは必要です。
たとえば、枯れた部分を取り除いたり、定期的なトリミングが必要になります。

さらに注意点として、水草の入れすぎには要注意です。昼間は光合成をおこない酸素を出してくれますが、夜間は呼吸を行うので水槽内が酸素不足になる可能性があります。

水槽のサイズにもよりますが、水草を大量にレイアウトする場合はエアレーション必須です。

入れる水草には特に決まりは無く、自分で気に入ったものを入れば良いです。

ベーシックなのは、アナカリス、ウィローモス、ホテイアオイあたりでしょうか。

  

エビ等の甲殻類は農薬に弱いので、無農薬のものを選ぶかしっかりと洗浄してから使用しましょう。

 

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