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メダカ飼育におすすめな水槽を紹介

メダカ飼育に必須な水槽ですが、どのような水槽を選ぶのが良いのか、水槽ごとの特徴やこれまでの経験からおすすめポイント等をご説明します。

サイズから選ぶ

水槽のサイズ=入れられる水量になります。
飼育に必要な水量からサイズを選択すると良いでしょう。一般的に成魚であれば1匹/L以上が一般的ですが、水量が多ければ多いほど水質悪化しにくく、メダカにとって良い環境となります。

特に屋外飼育を考えているかたは、水量が多いほど雨水や、夏場の気温上昇によるエサや糞の腐敗の影響を最小限に抑えられるため、メダカに良い環境となります。

手間も省ける上に、一定の水質を保てるため、可能なかぎり大きな水槽(水量)での飼育をおすすめします。

飼育数と環境によっては数リットル程度のタッパーサイズでの飼育も可能ですし、100L以上の容器を使用しているブリーダーの方も沢山います。

見た目重視でなければ、入手難易度、価格、サイズラインナップの多さからNVBOXもしくはさらに大きなトロ舟を使用している方が多くいます。

 

NVBOXはこんなのです。ホームセンター等で見たことある方も多いと思います。
私もメダカ飼育を始めてから名前を知り。あー!これか!となりましたw

 

トロ舟 本来はコンクリとかを混ぜるのに使っているものらしいです。

材質から選ぶ

材質によって耐久性や見栄えが大きく変わるため、自身が何を求めているかによって材質を選択しましょう。

材質ごとの大まかなメリット/デメリットは以下のようになります。

材質メリットデメリット
発泡スチロール・保温性が高い(特に屋外飼育では水温低下の影響を抑えられ冬越に有利)
・廃棄時に容易に小さくできる
・見た目にこだわった商品もある
・他の容器と比較して強度が低い
・長期耐久性も劣る
・厚みがあるため容量に対してサイズが大きい
プラ・近所のホームセンターでも手に入る
・強度が高い
・未使用時は重ねて保管すれば場所を取らない
・価格が安い
・見た目が良くない
陶器・見た目が良い
・強度が高い
・ピンキリだが価格が高め
・使い道が無くなった際にかさ張る
・廃棄がしにくい

 

冬越に自信がなければ発泡スチロール、見た目は良くないですがメリットの多いプラ(とはいっても、ブリーダーの方は使っている人はぶっちぎりで多いです)、見た目の良い陶器など、メリット/デメリットを理解した上で選択しましょう。

 

発泡スチロール 色も形もバリエーションが多く、使っている方も結構います。

 

 

プラ ある程度メダカ飼育にハマった方であれば、使用率はぶっちぎりでNo,1です。コスパも良いので、玄関先で美しいメダカを優雅に泳がせる…とかでなければイチオシです。

 

 

陶器 玄関に置く等インテリアとしても優秀。私の昔ながらのメダカのイメージはこれです。田舎育ちだからか、昔は軒先等でデカい陶器の水槽でメダカや金魚を飼っているご近所さんは結構いました。

横見もできるおしゃれなタイプもあります。

 

多くのメダカに不向きですが、よくあるガラス水槽ももちろん使用可能です。
不向きというのは、飼育できないとか、しにくいとかではなく、最近の改良メダカの多くが上見(言葉のまま上から見る事)で美しいものが多いためです。

ガラス水槽でも、3面を黒色にして、底石も黒系のものを入れておけば、体色は濃くなるのでどうしてもガラス(透明なプラ)水槽で飼育したい方は試してみて下さい。

 

色から選ぶ

メダカは保護色機能(背地反応)があるため、飼育する水槽の色(厳密には底面の色)によって体色が変化します。そのメダカの美しさを最大限引き出すためにも、品種ごとに適切な水槽の色を選択して下さい。

ちなみに大体のメダカは黒色等の濃い容器で飼育した方が体色が濃くなり美しく見えます。

体内光(体が透けていて、体内が光っている)どは、黒容器にいれてしまうと体色が黒くなり体内光が見えにくくなってしまうため、透明や白の容器での飼育が必要です。

 

人気の高い、錦鯉のような三色のメダカや、赤色(朱色)のメダカは黒の容器での飼育がおすすめ。

真っ黒なメダカ(サタン等)は背地反応が無い(少ない)種類ですので、黒の容器でなくとも体色は殆ど変わりません。また、アルビノのメダカも目が悪い?ため背地反応は少なく容器の色は問いません。

まずは、飼ってみたいメダカの種類を決めて、必要な色の水槽を準備するのが無難かと思います。

機能から選ぶ

よく見るガラス水槽等では、水を循環してくれる機能があるものは一般的ですね。
屋外飼育しているかたでもオーバーフローにして水を循環できるようにしている方もいますが、これはかなり凝っている方だけだと思います。

確かにろ過機能がある水槽や設備の方がメダカには良いと思いますし、水替え頻度を落とす事ができますが、複数種類のメダカの水槽を一括ろ過してくれるような設備一式を購入するとなるとそれなりに費用がかかりますし、自作するにしても完全素人の方が作るにはちょっと難易度高いかなと思います。

あれば他のメダカ友だちに自慢できる事は間違いなしですが…

まずはメダカ飼育に慣れる事から始める事の方が大切なので、あまり大がかりな設備を構想して準備するよりも、一般的な設備を購入し利用してみてからいろいろと追加で準備していくと良いでしょう。

 

機能というより機構として、雨水などで溢れるのを防止してくれる機構がついているものがあります。
(後付けでつける事も可能)

ちょっと良い写真がなかったので、また探してアップします。
(イメージ的には、洗面台の上の方についている水抜き穴?に網をかぶせているようなイメージです)

 

総括

いかがでしょうか。

いろいろな面から水槽の説明をしましたが、結論から言えば、自分の好きな水槽で飼育するのが一番ですw

好きなメダカを好きな水槽で。それが一番楽しく飼育を続けられると思います。

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