メダカの形質に、背鰭無(マルコとも呼ばれます)というのがあります。
そのままですが、背鰭が無いタイプのメダカです。
個人的には背鰭無のメダカは横見がスマートでシュッとしていてかなり好きです。
背鰭が無い事によって、体外光やラメが途切れず背中全面に広がるため、上見の美しいメダカになります。
そんな背鰭無のメダカですがもちろん欠点もあり、よく言われているのが無精卵が多くなる事です。
なんでも、産卵する時にオスメダカが背鰭で腹部を刺激して産卵を促したり、メスを支えて産卵しやすくしたりするようなので、それを考えると確かに無精卵が多くなったり、産卵数が少なくなったりという事は考えられそうです。
では実際どうなのかというと、我が家にはサファイアと琥珀ラメの背鰭無がいます。
その子たちの採卵していて極端に無精卵が多いかと言われると別にそんな事はないと思っています。
ちょっと無精卵多いかな?くらいです。
ただ、個体差はかなり大きいような気がします。
サファイアはメス2オス1で組んでいますが、いろいろと観察している感覚だと、片方のメスはほぼ受精卵で何も問題ないですが、もう1匹のメスは半分以上無精卵なのではないかと思います。
ただ、これは背鰭有でも個体差はあると思いますし、ペアの相性もあるので一概に背鰭無が悪いという事はないと思っています。
琥珀ラメは鰭有、鰭長、鰭無がいますが(どんだけ琥珀ラメ好きなんw)大体みんな6~7割が受精卵でそこまで大差ないと思っています。
という事で、私の経験上は背鰭なしだからと言って特別無精卵が多いわけではないと思っています。
言われてみれば、少ないかも?という程度ですかね。
まぁ、仮に無精卵が多かったとしても、100%全部無精卵という事はないと思うので、プロのブリーダーでもなければ、自分で育てる分+αの卵を採るくらいであれば、まったく問題にならないレベルだと思います。
写真を載せたサファイアも、最初に言った通りオス1メス2で毎月300個以上は卵が取れています。
最近、背鰭無メダカの繁殖についてご質問を頂いたので、他にもご検討されている方の参考になればと思い記事にさせて頂きました。
8月も末なので、採卵はやめてしまいましたが、次の世代が産卵サイズまで育ってきています♪
調子にのって取りすぎたのでwもしサファイア欲しい方は、お問い合わせか、ツイッター(@medakaYAROU1989)へDM下さい♪
相場が分かりませんが、安めでお譲りします!
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