最近暑くて、メダカを眺めているだけでも汗がでてきますね。
それでも毎朝メダカを眺めるのが日課で、見ているだけで癒されます。
先日、真夏のメダカ飼育で水がゴリゴ減る時の私なりの対応方法について記載しました。
本日は真夏のメダカ飼育に当たって困る事その2について紹介します。
真夏のメダカ飼育で困る事その2は・・・水槽にめちゃくちゃ藻が生える事です。
水槽に藻が増殖しすぎる理由
これ、結構困っている人多いんじゃないでしょうか?
理由は後述しますが、私の経験上メダカ飼育を始めたばかりの人ほど困っているのではなかと思います。
藻が増えすぎると、メダカが見えないし、成魚ならまだしも針子や稚魚は絡まったら抜け出せずにそのまま死んでしまう事もあります、夜間の酸素不足の懸念もあり、悪影響は計り知れません。
真夏は日差しが強く水温が高いので、すごい勢いで藻が増えていきます。
半日足らずで水面には湯葉のように膜が張るほどに爆殖します。
水槽に藻が増殖する理由はいろいろあるかもしれませんが、主に以下になります。
- 日差しが強い。(日照時間が長い)
- 水槽内の栄養が豊富
屋内飼育の方ならそこまで気にする必要は無いかもしれませんが、屋外飼育の方はいろいろと調整が必要になります。
対策としては、上記の藻が増える理由の逆を行えば良いです。
日差しが強い
屋外飼育をする時は日光のよく当たる場所を選んで水槽を設置している方が多いと思いますが、真夏に多く日が当たる場所に水槽を設置している場合は、やはり藻が増殖しやすいです。
その場合は、半日陰のような場所に水槽を移動させるか、簾(すだれ)等で日光の当たり具合を調整するとそれだけでかなり違います。
水槽内の栄養が豊富(栄養過多)
水槽内の栄養方法については人によって理由が違うかもしれません。
- エサの与えすぎ(食べ残しが多い)
- 水槽に対して飼育している魚が多い。(糞などが多い)
- その糞などを分解してくれるバクテリアが少ない。
それぞれの対策について記載していきます。
エサの与えすぎ(食べ残しが多い)
エサの与えすぎは、藻の繁殖だけでなく残ったエサの腐敗による水質悪化など何も良い事がないので気を付けましょう。過ぎたるは猶及ばざるが如しです。
数分以内にすべてのエサが食べられるくらいの量を与えれば十分です
たくだんエサを与えるとどんどん食べますが、一度に大量に与えるよりも、分散して複数回与える方が、食べ残しも少なくなるのでその方が良いです。
水槽に対して飼育している魚が多い
水槽に対して(正しくは水量に対して)飼育している魚が多いと、エサを適正量しか与えていなくても、当然 糞など藻の栄養となるものが沢山発生します。
水量を増やしてあげるか、次に紹介するように糞を分解してあげるバクテリアを水槽内に増やす必要があります。
糞などを分解してくれるバクテリアが少ない
通常、水槽内には魚の糞等を分解してくれるバクテリアが発生していますが、数が少なかったりうまく定着していないと、糞等を分解しきれずに水質悪化につながります。糞などが分解されずに腐敗すると魚に有害なアンモニアを発生させるので、藻うんぬん以前の問題です。
バクテリアが増殖するためには住処が必要なので、ソイル(底砂)を敷くか、多孔質なろ材を水槽に投入しましょう。
バクテリアは勝手に水槽内で発生、増殖しますが、短期間で増やしたい方はバクテリアを投入するのが良いでしょう。
ただし、ソイルを敷いてバクテリアが上手く定着してくれると、藻が増殖しにくいだけでなく、水槽がグリーンウォーターになりにくくなるので、グリーンウォーターを作りたい方は使わない方が良いかもしれません。
ただ、ソイルの有無で水質の安定感は各段に上がります。水槽の清掃頻度もかなり下げる事ができるので初心者の方や忙しい方にこそおすすめします。
というか、個人的いは必須といっても良いかもしれません。
藻の対策に限らず、ソイルは超おすすめです。
今使用していない方は一度利用してみて下さい、私の言っている理由がわかります。
ちなみに、水草を水槽に入れる事でも水槽内の栄養過多を防げます。
藻が増えるために必要な栄養分は、水草の成長にも必要なので、藻が増える前に水草が栄養を吸収し成長します。ただ、水草も増えすぎると藻と同じように悪影響を及ぼす可能性があるので注意しましょう。
ただ、水草は成長しても切るだけなので、藻よりも圧倒的に扱いやすいですし、メダカの隠れ家や産卵床としても利用可能、鑑賞目的で入れる事も可能ですので、こちらもおすすめの対策です。
いかがでしょうか。真夏のメダカ飼育で困る事その2(水槽内に藻が増えてしまった時の対応)について記載しました。少しでも皆さんのお役にたてれば嬉しいです。
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